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横浜市妙蓮寺。地元で愛され続けた町中華「妙和亭」の餃子がご自宅でも楽しめるカタチで復活しました。

創業昭和44年。横浜の東横線沿線にある妙蓮寺駅の側に妙和亭(みょうわてい)という小さな町の中華屋を営んでいました。小さなお店でしたが、毎日のように行列のできる忙しい店で、メニューはなんと80種類以上。味噌ラーメン、レバニラ炒め、炒飯、冷やし中華、生姜焼き、そんな数ある人気メニューの中でも一番の人気商品が餃子でした。一つ一つ、手作りで作られたその餃子は、手作りのモチモチの皮と国産豚肉を使った溢れる肉汁(おそらく、通常の餃子の肉汁の2倍以上はあります)国産野菜(メインはシャキシャキのキャベツ)が特徴で、お家ではなかなか作れないちょっと贅沢な餃子として地元、妙蓮寺の人たちに長く愛されていました。また、餃子はテイクアウトしてお家で食べたり、大切な人への「贈り物」としても親しまれてきました。

しかし、地元、妙蓮寺のお客さんに愛されたこの妙和亭ですが、店主が体を壊してしまったことで閉店することとなってしまいました。その後、妙和亭はスナックへと変わり、店主の奥様によって切り盛りされるようになりましたが、町の中華屋さんからスナックに変わってもなお、妙和亭の餃子の味は守られ、30年以上たくさんの常連客に愛され続けました。

代々続いてきた餃子の味を残したいという思いからこの度、店主の長男であり、自身もプロの料理人である池田暁彦氏の手によって妙和亭の餃子が、冷凍餃子の通信販売として復活しました。池田氏が幼い頃、妙和亭に来てくれる地元のお客さんたちが「今日はごちそうだね!」と言って、餃子を美味しそうに食べる姿が記憶に焼き付いていることから、妙和亭の餃子を新たに「ごちそう餃子」と名付けました。